かなえADV海外ツー第5弾!ウズベキスタン シルクロードの旅 (添乗レポ5)
ウズベキスタン最終日。寝台列車で朝、タシケント駅に到着したあと、一旦ホテルウズベキスタンへ。休憩して身支度を整え、タシケント1日散策です。写真はホテル前の公園に立つウズベキスタンの英雄、アムール・ティムール像。
地下鉄に乗ってみました。料金は全線均一料金で1回35円ほど。めちゃくちゃ安いです。やはりロシアの空気が漂い、駅のホームはまるで美術館みたいな凝った造りの駅もあります。今回、ご年配のお客様もいらっしゃったのですが、私たちが車両に入るといつも「さっ」と立ち上がって席を譲ってくれる方が毎回、必ずいました。地下鉄は乗り換えも含めると4~5回乗ったのですが、本当に毎回です。これが本来の姿なんですね。ウズベキスタン市民の道徳心に感動するとともに、日本が恥ずかしくなりました。この瞬間を体験しただけでも「ウズベキスタンっていい国だな」と思えます。
タシケントで1番大きい市場、チョルスーバザールへ。その規模のデカさにびっくり、メインの建物だけでなく、周辺にも市場は広がっていて、すべての敷地を歩くだけで半日以上かかってしまいそう。
生鮮食料だけでなく、各種香辛料や普段着の衣料など、いわゆる「お土産」ではない日常の品々を眺めるのも楽しいものです。カラフルなドライフルーツが気になりました。
たくさんの看板が並びますが、一般的に見かけるブランド名はまったくありません。町を走っててもなかなか見かけません。市内で唯一、知ってる看板があったのはKFC(ケンタッキー)くらいだったかも。台湾や韓国に行って日本企業の看板をやたら見かけるのとはずいぶん雰囲気が違います。
市場には食堂もあります。最後のウズベキスタン料理は何にしよう・・・?
またしてもプロウを選んでしまいました。サマルカンド、ブハラ、そしてタシケント。それぞれの町でプロウを食べました。タシケントのプロウはトッピングに鶉のゆで卵が乗っていました。
バザールの横にあったモスク。たくさんモスクを見た旅となりました。
お客様からのリクエストで「マジック・シティ」にも行きました。ディズニーランドみたいな、ちょっとしたテーマパーク。外国人が普通、行く場所ではありませんが、ウズベキスタン市民の憩いの場ということで、ちょっと興味ありましたので(笑) 平日の昼だったので人は少なかったですが、ほのぼのした空間でした。夕方や週末は賑わうそうです。中央アジアのファミリーも、西洋文化への憧れがあるということでしょうか?
ウズベキスタン、素敵な国でした!あっと言う間の1週間でした。夜の飛行機で韓国・仁川に向かいます。
どうでもいいことですが、機内映画はディズニーアニメ「あの夏のルカ」を見てました。決してベスパが主役ではないのですが、「ベスパがあれば自由にどこでも行ける!」という一幕があって、何度見ても「いいなぁ」と思える映画です。
乗り継ぎ地の韓国・仁川に朝8時に到着。乗り継ぎ時間がけっこうあったので、空港を出て町に出ました。一般的発送では「ソウルの明洞に行って焼肉&買い物」が思いつきますが、せっかくですので少しマイナーな仁川駅周辺を散策することに。実は仁川駅周辺は租界地区が広がっていて、ちょっとした異次元空間なのです。
仁川駅の目の前には中華街が広がっています。さらにその先には・・・
なんと日本家屋が立ち並ぶ地区があるのです。かつての日本人租界地区がそのまま保存されています。外国人観光客はほとんど見かけませんでしたが、韓国の小学生の社会見学グループをたくさん見かけました。
朝ご飯は韓国家庭料理風な定食をいただきました。
その後、昭和な雰囲気の喫茶店でコーヒータイム。さらに昭和なゲームセンターで少々遊んだり(笑)
仁川はジャージャー麺発祥の地だそうです。次はじっくり中華街も食べ歩いてみたいです。そして再び仁川空港へ。
セントレアに戻りました。最後に仁川観光もできて、得した気分。充実したシルクロードの旅でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!