ルーマニア・バイクツアー報告(その3)

ルーマニア・バイクツアー報告(その3)

ツーリング3日目。本日はツアーのハイライト、標高2000m突破の峠を目指します。

ぐんぐん標高を上げ、森林限界を超えました。

気温も一気に下がり、ちょっと寒いくらい・・

遠近感が狂ってしまうほどの絶景道。天気がもう少しよければ・・・!

この道は元は軍用道路。1968年のチェコ事件(プラハの春に対するソ連の軍事介入)への対応策としてチャウセスク大統領の発令によって敷設されたそうです。

峠の長いトンネルを抜けると、お土産屋やカフェが並んでおり、ちょっとした観光名所になっています。町では気温30℃以上でしたが、ここではまだ雪が残っていました。

峠の北側には、これまたすごい風景が広がっていました。これぞヨーロッパライダーも憧れるトランスファガラシャン峠!氷河地形の谷を一気に下っていきます。

峠を降りると穏やかな風景が広がります。ん?電柱の上に何かある・・・

コウノトリさんでしょうか?こんな大きな巣を作って電線は大丈夫なのか心配ですが、実はこんな風景は実はヨーロッパ郊外でちょくちょく見られます。

町の手前のガソリンスタンドで待ち合わせ・集合。

本日の宿泊地、シビウに到着。この町も素敵な旧市街が広がります。この町もドイツの影響を受けているそうです。

屋根裏部屋の窓が「目」みたいでちょっと不気味?この町の名物らしいです。

メルヘンチックな街をしばし散策し、レストランへ。

今日はトマトベースの肉団子スープをいただきました。

ソーセージ料理も豊富です。やっぱりドイツっぽさが感じられます。

夕食を終える頃、太陽が沈んでいきます。明日も晴れますように。

(つづく)