BMWで走るヨーロッパ・アルプス添乗レポ(その4)

BMWで走るヨーロッパ・アルプス添乗レポ(その4)

少し間があいてしまいましたが、7月のヨーロッパ・アルプスツアーの続編です。ツアー中盤、北イタリアの田舎町、キアベンナのホテルを出発です。このホテルは昨年も利用していたのですが、完全にリノベーションされていて、めちゃくちゃ綺麗でした。ヨーロッパのホテルはエアコンが付いていないことも多いのですが、しっかりエアコン完備です。

ホテルを出発してすぐ峠道。イタリアとスイスとの国境の峠、スプルガ峠を越えます。

すれ違う車や自転車を気にしながら走るステルビオ峠と違い、田舎の峠のため交通量が少なく、のびのび走れました。

オーバーアルプ峠に向かう氷河特急の踏切待ち。いつか、あの氷河特急と組み合わせたバイクツアーを企画したいと考えてるんですが、電車に乗ってもバイクを取りにもとの場所に戻らなくてはならず(当たり前ですが)そこが課題です(^-^;

道はこの後、オーバーアルプ峠を越え、さらにフルカと入っていくのですが、だんだん雲の中に・・・。さらにここでハプニングがあり、サポートカーは一時待機、お客様だけでインターラーケンに向かってもらいました。

翌日はツーリングの中休みでインターラーケン連泊。ユングフラウ登山鉄道を目指して出発!しかし、ここでもハプニングが💦インターラーケン・オスト駅を出発してすぐに列車の連結器が「剥がれる」という事件があったのですが、一部区間をバスに振り替えてもらって、お客様は無事に頂上まで到達できたようです。

インターラーケンのホテルからもユングフラウの雄姿は見ることができました。そしてツーリング後半戦スタートです。

スステン峠はまたしても雲の中💦でも、それなりに「天空の道」を感じられ、なかなかいい雰囲気でした。

トンネルを越えて下り側は雲も晴れて、豪快なワインディングを楽しめました。

続いてクラウゼン峠。メーカーさんの広告ページでも利用されることが多い有名な峠。U字谷の底に向かってひたすら下っていく道のワイルド感がたまりません。

下りきって少し北上するとリヒテンシュタイン。パスポートに記念スタンプを押してもらう儀式を経て、オーストリアに入国。

今夜の宿泊地はスキーリゾートのレッヒ。標高約1400m。夕食の頃には寒いくらい。最初、オープンテラスの席を予約してもらってたんですが、席に着くなり「寒い!」ということで室内席に変更してもらいました。今年はヨーロッパも猛暑と聞いていたんですが、私たちのツアーでは猛暑と猛暑の谷間の、ちょうど涼しい期間だったようです。

ヨーロッパ・アルプスツーリング、まだ少し続きます!(つづく)