木村亜美と走る!ヨーロッパ・アルプスツーリング 添乗報告(その3)
北イタリアの小さな町、キアベンナの朝。コモ湖方面からの列車の終着点。朝7時、町の教会の鐘の音が鳴り響きます。この小さな町に、いったいいくつ教会があるのだろう?というくらい、たくさんの教会の鐘が鳴り響き、いい感じの朝。
ここからスプルガ峠を上ります。峠はスイスとの国境になっていて、国境を示す看板がありました。
この日もチームは二手に分かれました。上級者組は石畳の旧道の峠道が残るゴッタルド峠へ。初心者組は穏やかな絶景山岳街道が続くオーバーアルプ峠へ。
そしてフルカ峠へ。峠を少し超えたところにローヌ氷河があり、古いホテルが残っています。ここは映画「007ゴールドフィンガー」のロケ地でもあり、多くの観光客でにぎわっています。
フルカ峠を下るとき、次に上るグリムゼル峠が目の前に壁のように迫ります。逆にグリムゼル峠を上り始めるとさっき下ってきたフルカ峠の道が見えました。
峠にはヨーロッパ中からライダーが集まります。中には古いバイクの自慢大会みたいになることもあり、例えばこのRZの持ち主は「全部オリジナルパーツ、ノン・カスタムだぜ!」と得意そうに見せてくれました。
そしてこの日、4つ目の峠、グリムゼル峠を制覇!時間に余裕があるので峠のカフェでコーヒーをご馳走になり、この日の宿、インターラーケンに向かいます。
ヨーロッパツーリングレポート、まだまだ続きます!