全日本ロードレース in 岡山 観戦レポート

全日本ロードレース in 岡山 観戦レポート

今年も鈴鹿8耐、MotoGPともにコロナで中止になってしまったのですが、全日本ロードレースは開催されているので、岡山に見に行ってきました。ローカルな地方戦ですので、蜜になるような場面はなく、安全対策の上、1人で観に行ってきました。

朝5時に広島を出発。高速道路を走るのも久しぶりです。朝7時、福山SAで朝マックの休憩。

岡山国際サーキットに到着です!8耐に比べて出店ブースは少ないですが、それでもサーキットを飾るレースクイーンもマスク姿で頑張ってます。ちょっと盛り上がってきました。

岡山国際に足を運ぶのは久しぶりなんですが、1コーナーに神社ができていたり、2輪専用のシケインができていたり、けっこう変わっていました。シケインは観戦する側としては面白くていいですね。以前は一瞬で通り抜けたマシンを、近い距離でじっくり見ることができます。

面白い出店業者もありました。最近、ちょくちょく見かけるトゥクトゥク、「ミニトライク」として発売されているそうです。ちょっとだけ試乗もできました。125cc4サイクル単気筒。125ccという小さなエンジンながら3人まで乗車可能。乾燥重量は220kgほどあるので、坂道はちょっとツライかもしれませんが・・・

「旅館の送迎用とか、移動販売用とか、様々な用途でご利用いただいています」とのことです。実は私の友達もこれを購入して「将来はヤキイモ屋を考えている」と言っております。僕もなんかやってみようかな?東南アジアみたいにタクシーとして使えたら面白そうです。

さて、レース本番。ヤマハの中須賀克行が今年も強い。すでに前戦の鈴鹿で2021年シリーズチャンピオンを決めており、なんと10回目の全日本チャンピオン。今回もポールポジションを獲得。決勝ではスタート直後は3番手につけていましたが、じわじわとトップを追い上げ、ホンダの清成龍一を交わして後半はトップ独走態勢に。(写真はMFJ SUPERBIKE公式ページより)

全日本で面白いのは、昔からのレジェンドライダーが未だに走っていること。僕が初めてレースを見た頃(1990年代)にトップクラスだった人たちの名前が今でもエントリーリストに今でも現役なのは驚くばかり。関口太郎、柳川明、宇井陽一、徳留真紀・・・柳川さんなんて今年50歳!!50歳でこの走り、すごすぎます。

個人的に応援しているチームノリックの阿部恵斗選手もST600クラスでポールポジションからの3位入賞!(写真はMFJ SUPERBIKE公式ページより)

地方サーキットの全国大会で良いところは、グランドスタンドも自由席で、VIPクラスの席で観戦できること。表彰式も真正面で見ることができました。コロナ対策のためか、シャンパンファイトは無く、ボトルを掲げるだけというのはちょっと寂しかったかな?でも、満足です。1日、楽しみました。

帰りは山陽道で再び広島へ・・・。小谷SAで日が暮れました。楽しい1日をありがとうございました。