ゲストハウスきち海外ツー企画第3弾 スリランカ6日間の旅 添乗レポ(最終回)

ゲストハウスきち海外ツー企画第3弾 スリランカ6日間の旅 添乗レポ(最終回)

ツアー最終日。本日のフライトでスリランカを去るのですが、夜のフライトのため1日フリー。まずはトゥクトゥクをチャーターして、初日に閑散としていた魚市場に見学にいきました。

この間と全然違います!めちゃくちゃ活気があります。買い物している人間をみても、いろんな宗教の方がいるのがわかります。

ホテルから市場までの道沿いにも、キリスト教の教会があり、すぐ隣にカラフルなヒンドゥー教寺院がありました。バイクで走ってると、ときどきモスクも見かけました。もちろん仏教のお寺も。それぞれが対立することなく、ゆるく溶け込んでる雰囲気があります。

ニゴンボから首都コロンボまではバスが頻繁に出てるのですが、鉄道もあります。せっかくですのでローカル列車の旅を楽しもうと思います。こちらはコロンボと反対方向に向かう列車。

列車の写真を撮ってるとポーズを決めてくれる青年。スリランカの列車はドアが開きっぱなしです。

コロンボ行きの列車を待つ私たち。でも全然列車がやってこない。遅れるのが当たり前なんでしょうか?誰も時計を見たり焦ったりしない。それどころか、30分以上遅れるのを見越してか、出発30分以上すぎてからホームに人が増えてきました。ちなみにコロンボ行きは3時間に1本くらい。

1時間近く遅れて、やっと列車が到着。窓際、ではなくドア際が気持ちいいです。

地元の若者たち。立ち方がカッコイイ。

トロピカルな風景の中、ゆっくり走る各駅停車の旅。それぞれの駅では田舎に見えてもそこそこの乗降客がいて、列車の中のお客様はどんどん入れ替わる感じ。

コロンボの新しいシンボル「ロースタワー」が見えてくると、コロンボ・フォート駅に到着。この近未来的なタワーは高さが356mだそうで、東京タワーよりも高い!2019年に完成したそうです。

駅前の大衆食堂でビリヤニ定食のランチ。列車が遅れまくったので、お昼ご飯を食べてすぐニゴンボに戻ります(^-^;

コロンボ駅前の風景。トゥクトゥク大活躍。やっぱり都会は活気があってエネルギーに満ち溢れてて、見てるだけで楽しい。バイクツアーのルートに入ってなくて良かったです。世界中、ほとんどのバイクツアーはレンタルバイクの拠点が首都や大都市にあるため、出発と到着は都会の喧騒を走ることになるんですが、スリランカは田舎のニゴンボに拠点があるため、ほぼ都市部を走らずにすむのがメリットです。

列車は数時間に1本しかないため、帰りはバスを選択。鉄道駅からバスターミナルまで徒歩10分くらい?行き先表示板の文字が全然読めませんが、こういう場所ではひたすら行き先の名前を叫べば誰かが教えてくれます。ちなみにこの赤いバスはすべてニゴンボ行き。およそ15分に1本、次々とバスは出発していきます。

鉄道は郊外を走りますが、バスはずっと町の中を走る。行きと帰りで全然違う風景が見れて面白い。スコールが降ったようで、空は晴れてますが道路はウェット状態。隣の席には現地の女子高生、買い物帰りのおばさん、スコールに降られてびしょ濡れのおじさんなど次々に入れ替わる、スリランカ市民と密着の旅。鉄道とはまた違った楽しさがありました。

ニゴンボ到着。すっかりバスの魅力にはまり、駅前を走る市内バスもしばらく観察。電飾ビカビカの痛車風なやつもいました。夜に乗ってみたい。車両はほぼすべてがインド製のTATAです。

ホテルに戻って夕方まで自由時間。ゲストハウスクラスとはいえ、プライベートビーチとプールがあり、まったりできます。その名も「スタービーチホテル」。看板にはまさかの五つ星(笑)

あまりにものんびりしすぎて、帰りはちょっとバタバタしてしまいましたが、無事に搭乗手続き完了。成田に向けて帰ります。スリランカツーリング、短かったけど濃密な6日間でした。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!2025年もスリランカツアーを企画する予定です。