かなえADV海外ツー企画第2弾 ベスパで走るイタリアの小さな町 添乗レポ(その5)
ベスパの旅は終わりましたが、本日は特別オプションの日。ローマ1日観光でも良いのですが、せっかくですのでフィレンツェ・ピサの日帰り鉄旅を提案させていただきました。テルミニ駅からイタリア版新幹線「FRECCIAROSSA」で一気にフィレンツェへ。「赤い矢」という意味のフェラーリみたいな車体、カッコイイです。かなえさんと列車の記念写真を撮ってたら運転手さんが頼みもしないのに(笑)横に立ってくれて決めのポーズ。さすがイタリア人です🤣私たちが2日かけてベスパで行ったオルビエートの丘はローマ出発後、一瞬で窓の外を流れていきました。
そんなわけで、あっという間にフィレンツェです。かの有名なドォーモ(大聖堂)です。ビルの谷間を歩いてると、いきなり目の前のドーンと見えます。
フィレンツェからピサへはローカル列車で1時間。自信満々で乗り込んだら、いつまでたっても着く気配がない。鉄路は単線なのか、駅に止まるたびに対向列車を待ち、その待ち時間がやたら長い。ふと地図アプリの位置情報で確認したら、全然違うところにいるではないですか💦
なんと、列車の行先は合っているものの、めちゃくちゃ遠回りしてピサに向かう鈍行列車だったと判明。がびーん・・・でも確かにピサに向かってはいるので、不幸中の幸いでした。お客様に怒られることもなく、ガラガラの列車旅は続きます(^-^;
良いことも1つありました。通常は「ピサ中央駅」に着いて、そこから徒歩30分でピサの斜塔なんですが、このローカル線は町の裏側からアプローチする形でピサ市に進入。1つ手前の駅で降りたら、目の前がまさにピサの斜塔でした。1時間余分にかかったけど、暑い中30分歩かずにすんだので結果オーライ?ヘッポコ添乗員のキセキでした。
何はともあれ、撮影大会!やっぱりお決まりのポーズは必須です。
遅めのランチはいかにも観光向けのオープンレストランで。シンプルなポモドーロ・パスタをいただきました。何も具材が入っていないのにめちゃくちゃ美味しかったです。
帰り道は海岸線を南下するローカル列車の旅。
チヴィタ・ベッキアあたりでちょうど水平線に沈む夕日時間。夜、テルミニ駅に到着。
翌朝、帰国の日。すっかり常連になったホテル近くのカフェでカプチーノ。午前中はお土産ショッピングの時間。そして最後の食事はカルボナーラ。
空港に移動し、エミレーツ航空でイタリア脱出!
帰りのフライトでたまたま見つけた機内映画「LUCA」。ベスパがあれば自由にどこまでも行ける!というまさかのベスパがテーマの映画。ポルト・ロッソという南イタリアっぽい小さな港町の描写も素敵でした。
かなえさんと行くベスパツーリング、無事に終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!