3/20発 台湾3泊4日ツーリングのご紹介

3/20発 台湾3泊4日ツーリングのご紹介

台北桃園から新幹線(高鐵)で台南へ

今回のツアーは台南がバイクツアー発着地。日本各地から台北桃園空港に集合し、新幹線(高鉄)で台南に向かいます。新幹線の台南駅は町の中心部から少し離れていますので、少しだけローカル列車に乗って在来線台南駅へ。ホテルは台南駅のすぐ前です。

ノスタルジックな町並みが残る台南

台南はレトロな町並みが残っています。神農街などが有名ですが、駅のすぐ近くでも時代に取り残されたような一角が残っていたりして、町を散策するだけで、なんだかホッコリします。

台南駅近くのレンタル店から出発

翌日、レンタルバイク手続きをして、台南を出発!

国立台湾歴史博物館へ

まずは台南郊外にある「国立台湾歴史博物館」に向かいます。有名な台北の故宮博物館は実は蒋介石が大陸中国から持ち帰った美術品を展示しているコレクションホールのようなもの。本当の台湾の歴史を知るための博物館はこちらです。町の中心から離れていて、バスもなくアクセスが不便ですが、バイクなら20分ほどで到着。

しっかり日本統治時代も詳しく描写されています。日本の敗戦で台湾が中国になり、日本人が去って中国人が入ってくる動画など、貴重な映像資料もあります。

烏山頭ダムなど、八田與一技師ゆかりの地へ

次に訪れるのは、台湾の農業に大貢献した八田與一技師のゆかりの地。 烏山頭ダムを建設し、台湾の灌漑設備を整えた八田氏は今でも台湾人に慕わられていています。この像のポーズは、ダムの建設現場を眺める際によくとっていたポーズだそうです。この場所も公共の乗り物がないので、チャータータクシーでしか来ることができないのですが、今回はこのような「アクセスは悪いけど見ておくべき観光スポット」を繋ぐようにルートを作っています。

台湾四大温泉のひとつ、関子嶺温泉へ

この日の宿は台湾4大温泉の1つ、関子嶺温泉。とはいっても、大規模な温泉ホテルやお土産店が立ち並ぶわけではなく、山の中にひっそりと佇んでる感じ。とても風情あります。台湾では珍しい泥温泉で、レトロな日本風の旅館に宿泊します。

夜は赤提灯を下げる小さな食堂が並び、これまたいい感じ。台北のように観光客や台北市民でごったがえすレストランではなく、田舎の小さな食堂でゆったりとした宴。有名店ではないですが、これはこれで、いい感じです。

北回帰線が走る嘉義

翌日は山を下り、嘉義へ向かいます。この町には北回帰線が走っています。ここから南が熱帯、北は亜熱帯。年々、北回帰線の位置はずれているらしく、モニュメントがいくつが並んでいるのも面白いです。博物館も併設されています。

嘉義は2014年公開の映画「KANO~1931海の向こうの甲子園」の舞台でもありました。KANO(かのう)とは嘉義農林学校の呼び方で、日本統治時代の台湾から甲子園に出場した物語です。町の中にはいたる所にKANOのモニュメントが建っています。また、嘉義は魯肉飯(ルーローハン)に次ぐB級グルメ、 鶏肉飯(ジーローハン)の町。タイミングが合えば、本場で鶏肉飯のランチを食べてみるのも良いでしょう。

嘉義は世界遺産にも登録されている阿里山登山鉄道の発着駅でもあります。駅に隣接して阿里山鉄道機関区公園が併設されていますので、時間があれば貴重な「縦型シリンダー」蒸気機関車の展示なども見ることができます。

台南の花園夜市へ

台南に戻ってレンタルバイクを返却。最後の夜は、台南で最大級の夜市「花園夜市」へ出かける予定です。 広大な駐車場にはスクーターがずらっと並び、まるで鈴鹿8耐の駐車場みたいです。この夜市は週3回のみ開催されるのですが、台南に到着する土曜日の夜は開催予定です。

台南は担仔麺の本場

台南は担仔麺が有名です。町のあちこちに担仔麺屋があります。小さな丼ですので、小腹がすいたときにちょっと1杯、みたいな気分でトライできます。

復路は台鉄「自強号」で

最終日は在来線特急「自強号」で台北桃園空港へ向かう予定です。近年、旧型車両は新型のEMU3000型にほぼ置き換えられました。新幹線並みの快適さで桃園に向かいます。

バイクでしか行けない立ち寄り場所も多く含んだ今回の台湾ツーリング。台湾をもっと知ってほしい!という思いがパンパンに詰め込まれています!お申込みをお待ちしております!