WIMA JAPAN御一行様 台湾ツー添乗レポート(その2)

WIMA JAPAN御一行様 台湾ツー添乗レポート(その2)

新幹線で行く台南オプションツアー

今回の弾丸ツアー、ツアー本体は台北現地集合・解散の2泊3日、ライディング1日だけでしたが、やっぱりそれだけではもったいない!というわけで、時間に余裕がある方はもう1泊、2泊して台湾に残り、もう少し台湾を楽しむ旅が続きます。

台北から新幹線で台北へ。日本の新幹線700系がそのまま台湾を走っています。切符はスマホでもコンビニでも購入できます。スマホの画面は日本語表示あるし、たいがいの駅の自動販売機も液晶モニターになり、日本語メニューもあるので、簡単に切符が購入できます。

ただ、台湾新幹線の不便なとこもあります。実は、台北を除くかなりの駅が市街地から離れているのです。広島周辺でいうと東広島駅や新岩国駅みたいな感じ?最近、MRT(地下鉄)が町の中心にアクセスするようになったり、徐々に便利にはなってきています。新幹線台南駅は在来線(台鉄)が在来線台南駅まで接続。ただ、なぜか駅名が違う・・・。新幹線台南駅は「沙崙駅」という在来線の駅と連絡。外国人にはちょっとわかりにくい。

台南には国立歴史博物館があります。「地球の歩き方」にも載っていないのですが、間違いなく台湾で1番立派な博物館。先住民の時代から始まり、ポルトガルに「発見」されて「イラ・フォルモサ(麗しの島=美麗島)」と呼ばれ、オランダや日本統治の時代を経て現代に至る、台湾を知るための博物館です。

「FORMOSA」の名前はガソリンスタンド店のブランドとして台湾全土に残っています。バイクに乗ってるから発見できる「もうひとつの台湾」な風景です。

昼食は創業100年以上の老舗「再發號肉粽」へ。8種類の具が入った特製チマキが名物です。

その後、台南の町を散策。普通に歩いていても、タイムスリップしたような風景がときどき現れ、歩いているだけで不思議な気分になります。台南発祥のB級グルメ「担仔麺」の店もたくさんありました。

孔子廟や赤崁楼など、観光地も一応見学。

神農街と呼ばれる通りは特にレトロな建物が多く残っていて、台湾人にも人気です。清の時代と日本時代の両方の文化を残しているそうで、独特の空気が楽しめます。

さて、この日は日曜日。ちょうど台南で1番大きな夜市「花園夜市」が出る日でしたので、もちろん出撃しました。

まず、夜市会場の入り口の風景にびっくりです。まるで鈴鹿8耐の駐輪場風景・・のスクーターバージョン?見渡す限り、スクーターが地平線の果てまで続いているようです。このバイクの持ち主たちが皆、夜市を歩いているのでしょうか・・・(^-^;

夜市の中は言うまでもなくスゴイ人でした。オタフクソースも台湾に進出しているのを発見、なんだか嬉しかった。

翌日は電車で台中へ移動。さらに台中でバイクを借りてツーリングを自分たちで楽しみたい、というお客様をレンタル店までご案内。

お客様とお別れして、添乗員は台北桃園空港に向かいました。最後の台湾メシは台鉄弁当(駅弁)でした。

バイクツアーの「その後」も十分楽しみました。オーダーメイド型ツアーは募集型ツアーではできない様々なアレンジだでき、無限の可能性があると再発見しました(^^♪ 最後までお付き合いいただいたお客様、ありがとうございました。