韓国ツーリング視察のプチ旅報告
今月末に迫ってきた韓国ツーリング。韓国には何度も行ってますが、バイクで走るのは今回が初めてのため、現地手配会社と打ち合わせも兼ねて、下見の旅に行ってきました。ツアー本番は関釜フェリーですが、時間の節約のため今回は福岡空港からLCCのチェジュ航空を利用。飛行時間は30分!シートベルトサインが消えることはなく、飛行機が上昇したと思ったら下降、水平飛行はほとんどなかったかも(笑)
釜山市内はけっこう都会です。この写真ではわかりにくいですが、リアス式海岸の先にできた天然の港町ですので、急な坂も多いです。日本の長崎みたいなイメージです。まずは、釜山の喧騒を抜けます。韓国ではGoogleマップの機能が一部制限されているのですが、Naverという地図アプリがあり、これがスマホ・ナビとして利用できました。
1時間ほど走ると、都会の喧騒を抜け、美しい海岸風景に沿った道が出てきます。
韓国と日本の交通ルールの違いについて。実は、韓国ではバイクは高速道路は禁止になっています。高速道路だけではなく、都市を抜けるバイパスや大きな橋など、一部の一般道路もMotorway(自動車専用)規格となり、その区間はバイクで走れません。バイク進入不可の場所には、このような道路標識が出ていますので、見落とさないように注意が必要です。(なんとなく、この道は走れないのでは?という雰囲気でわかります)
また、韓国では右側通行です。信号が赤でも、右折は可能です。また、日本と同じ3灯型の信号と4灯型の信号があります。3灯式のときは日本と同じですが、4灯型の場合(上の写真の右側)、4灯の1つが左折用の矢印になっていて、左折する場合はこの矢印が点灯しているときのみ、可能となります。
上の左側の写真はセンター側の写真に青いラインがあります。この内側は「BRT(バス)」専用ラインで、一般車は進入禁止です。このBRT、日本の路面電車の線路と考えていただくと、イメージがわかりやすいと思います。BRT専用の信号もあります。
信号が赤でも左折できるため、直進する場合は真ん中の写真を通るのがコツです。
行先表示標識はこんな感じです。慣れるまで少し時間がかかりそうです(;^_^A
ガソリンスタンドもハードル高いです!ほとんどがセルフのガソリンスタンド。軽油とガソリンを間違えると大変です。液晶操作パネルも全然読めない!でもご安心ください。ツアー本番では、日本語ガイドが手伝ってくれます。間違っても、不安なまま「これかな?」と判断して軽油を入れないよう、くれぐれもご注意を・・・!
交差点のロータリーも多数あります。逆三角形マークは「道をゆずれ」「減速せよ」の意味です。横断歩道の手前には、日本と同じ菱形の予告マークがペイントしてあります。
ツアー初日には、このような日本の街並みが保存されているエリアも訪れます。
韓国本土最東端のモニュメント。下見のときは雨と風が強くて大変だったです。ツアー本番のときは、晴れてくれることを祈ります。
ツアー1日目の宿泊地は浦項(ポハン)。鉄工所で栄えてる町ですが、蟹の水揚げでも有名な町です。夕食は蟹ずくし定食かな?
この写真は厳密には浦項ではなく、 浦項から1時間ほど手前の九龍浦です。このカニ道楽みたいな店舗の裏手に日本人街があり、この港を少し北へ行けば韓国最東端の地、となります。
韓国は電子渡航認証(K-ETA)が必要だったのですが、4月1日から当面の間、免除となりました。ほぼ、コロナ前の状態に戻りました。
ツアー本番は4月29日、下関出航です。今から楽しみです!