2024GW 自分のバイクで行く韓国・済州島ツーリング 添乗レポート(その1)
2024年GWに実施された「自分のバイクで行く韓国ツーリング第2弾・済州島と全羅南道ツーリング」から戻って参りました。早速、ツアーレポートをお届けします。
全国各地から下関港フェリーターミナルに集合。乗船手続きは少し複雑で時間がかかります。バイクの通関手続きをして、出国審査。その後、フェリーにバイクを積み込み。なお、関東の方など遠方の方は、BASさんのバイク輸送サービスを利用して、ご自宅から下関からすぐ近くの「Motorrad Balcom 北九州店」にバイクを輸送するこができますので、ぜひご利用ください。
夜8時、静かに船は出航。高く見えるのは「海峡ゆめタワー」。そして遠くに関門海峡大橋。門司港レトロや北九州の夜景を楽しみながら、船はゆっくりと玄界灘へ。
釜山に着くと雨でした。入国審査後、現地ガイドと合流。バイクの通関手続き及び韓国での自賠責保険などの手続き。現地のガイドさんがいるので、複雑な手続きも安心です。
雨のため、途中の写真がありません💦いきなりランチの写真です。この店、実は昨年の最終日にも使った店。雨のグループツーリングの場合、濡れたカッパを置いておくスペースが必要なのですが、「確かあの店は軒先にカッパをかけておくスペースがあった」ことを思い出し、1年ぶりの再訪です。韓国上陸最初のご飯はキムチチゲとタチウオのチゲ鍋でした。
雨だからまっすぐ目的地に移動して、早めにホテルにチェックイン・・としたいところですが、実は本日も夜行フェリー。済州島に渡る船は深夜23時出航。田舎町の何もないフェリーターミナルに6時間以上も待つことに・・・ここは三千浦という港町。晴れていれば風光明媚な場所で、対岸の小島に渡ったり、海を渡るゴンドラに乗ったり、美しい自然を楽しめる場所なのですが、雨だとどうしようもない。これも旅です。
夕方、近くの食堂に夕食に出かけました。サムギョプサルと味噌鍋+釜めしのセットです。
深夜23:00、やっと乗船・出航。翌朝は済州島です。
翌朝、済州島上陸。まだ霧雨が降ってます。何はともあれ、まずは朝ごはん。おなじみの韓国海苔巻き「キンパ」。初めて専門店でいただきました。
済州島を時計回りに周遊。済州市から1時間ほど走り、抜群の透明度を誇るヒョプチェ・ビーチでコーヒーブレイク。休憩している間に空が青空に変わってきました。やっと期待していた風景に出会えました。
済州島の南西端の畑作地帯の中に、日本統治時代に作られた「アルトゥル飛行場跡」が保存されていました。日本が中国方面に戦線を拡大していった際はここで燃料の補給基地として使い、その後の太平洋戦争では特攻隊の訓練基地としても使われたそうです。
白菜やジャガイモ畑の中に、19基の格納庫跡が残されていて、その中に入ることもできます。一帯は綺麗に整備されていて、見学者も途絶えることなく静かに訪れていたのが印象的でした。
その後、山全体が絶壁状態の火山・山房山やヨンモリ海岸などに立ち寄り・・・
海に水が直接流れ落ちる珍しい滝「正房瀑布」へ。済州島の大自然を満喫。肝心のところで晴れてよかったです。ランチは海鮮チャンポン。日本でも最近、貝だしラーメンが流行りですが、レベルが違いました🤣貝の風位がめちゃくちゃ濃厚!長崎のチャンポンとは全く別物です。
夕食は憧れの「カンジャン・ケジャン」(ワタリガニの醤油漬け)です。日本ではなかなか味わえない生の蟹の食感と、独特の風味。幸せな1日でした。
この日はガイドさんのお勧めでさらにチキンの店を紹介してもらいました。チキン+ビール(韓国語でメクチュ)を合わせて「チメク」と呼ばれ、定番のく合わせだそうです。
韓国ツーリングレポート、まだまだ続きます!