アメリカツーリング~2022年新しい旅行のカタチ編(その1)
2022年、復活するアメリカバイクツアーを、新しい旅行のカタチでご案内!
アメリカへの道は羽田空港からのアメリカン航空が便利。広島や福岡など各地からのJAL便を格安でセットすることができます。
出発する前の準備として、新しい旅行のカタチの説明です。おそらく2022年には、一般の方もワクチン接種が完了していると予想します。ワクチン接種証明書は後日、各自治体で発行してくれます。まずは紙媒体での発行となりますが、それでも「海外渡航で有効なフォーマット」になるよう、現在、政府や自治体で調整中です。しかしながら、おそらく2022年にはデジタル健康パスポートと呼ばれるスマホアプリが必須になる可能性があります。
現在、「IATAトラベルパス」「VERIFLY」「コモンパス」など数種類のアプリがANAやJALで実証実験中ですが、おそらくアメリカ方面はアメリカン航空系のアプリ「VERIFLY」を使うと予測します。出発前に、アプリの表示に従って行先やワクチン証明書番号、さらに出発72時間前のPCR検査陰性証明などを入力すると、出国OK(グリーンマーク)が表示されます。
空港のチェックインカウンター、日本の出国審査、アメリカの入国審査では、このアプリの「OK」サインを提示して通貨するという流れになるようです。(現時点ではあくまで予測です)
やっと飛行機に搭乗です。飛行機は離陸し、楽しい空の旅が始まります。キャビンアテンドさんはもちろんマスク姿ですが、機内食はコロナ前と同じように提供されるようです。アルコールに関しては、各航空会社で対応が分かれると思いますが、ひょっとしたらノンアルコールのみになるかもしれません。機内では映画も楽しみですが(ラ・ラ・ランドは私の趣味です)アメリカに行く際は、実はあまり映画を見ないで、すぐに寝るのがお勧めです。
アメリカに行く便は、ほとんどの便が日本時間の夕方に出発します。約10時間でロサンゼルスに到着しますが、あっと言う間に窓の外は夜になり、機内食を食べて映画を見てると、あっと言う間に朝になり、太陽が昇ってきて、寝るタイミングを失います。1回目の機内食を食べたら、すぐに寝てしまうのがコツです。
実はアメリカのバイクツアーの事故で1番多いのは居眠り運転です。人によっては時差ボケもありますし、アメリカに到着してから夜に寝られず、昼に眠たくなる現象が10人のうち2人くらい、いつもいらっしゃいます。「寝れるときは寝る」が鉄則です。
ロサンゼルスに到着すると、入国審査。今はほとんどが対面式ではなく、機械(巨大タッチパネル)での入国審査となります。パスポートをスキャンし、画面の指示に従って、指紋をとったり顔写真を取られたり、未来体験をします。おそらく、ここでデジタル健康パスポート(アプリ)のチェックや検温があるでしょう。到着後のPCR検査の有無は、2021年7月現在、州によって違うようです。ロサンゼルスで飛行機を乗り継いでラスベガスへ向かいますが、PCR検査がある場合は結果待ちの時間を確保しないといけませんので、飛行機の乗り継ぎ時間は余裕たっぷりにしておく必要があります。
ロサンゼルスからラスベガスは1時間です。窓の外に砂漠風景が見えてきたらラスベガスは近いです。飛行機を降りると、搭乗ゲートやロビーはスロットマシンだらけ。「ラスベガスに来たな!」と感動するでしょう。
やっとラスベガス到着です!長い旅でした((+_+)) 新しい旅のカタチはこんな感じです。翌日、バイク店に行き、安全講習などのブリーフィングやレンタル手続きの後、ツーリングが始まります。(つづく)