MMC台湾ツーリング添乗レポート(その3 オプション編)
ツアー最終日の朝。2日前に行った店で朝ご飯。2回目でもう馴染みの客になったみたいな気分。おばちゃん、今日も元気?とついつい声が出そうな・・。今回は 定番の魯肉飯にしてみました。
台中にも日本統治時代の建物がたくさん残ります。写真右は台中市役所。左はすぐ近くの合作金庫銀行。朝の散歩も刺激があって楽しいです。
さて、今回の台湾ツーは一応、台中で終了・現地解散なのですが、このまま帰るのはもったいない、もっと台湾を楽しみたい、という方が半分以上いらっしゃいましたので、延泊してオプショナルツアーを組みました。まずは特急「自強号」で台北方面へ。予定していた列車が満席で、少し遅い時間帯の移動。ランチは車内で名物の駅弁。旧型列車のため、座席には折りたたみテーブルもなく、少し窮屈でした(^-^;
九份や十分の拠点となる町、 瑞芳でグループは2つに分かれました。天燈(ランタン)上げで有名な十分に行くグループと、十分に行ったことがあるリピーターの2名様は猫が集まる猫村へ。
商店街のギリギリを列車が走る十分老街。車内から見るとすごい風景でした。
願い事を書いて空に浮かべるランタンは今や台湾で一番人気のアトラクション。 平日でも世界中からの旅行者で混雑してました。
猫村に行っていたグループと再び合流し、九份へ。 九份はこれまでに何度も行ってますが、一度、夜の九份を見たいと思っていました。今回のメンバーがまさに「九份に泊まって夜景が見たい 」とリクエストがあったので九份に宿泊するプランにし、幻想的な夜の町を楽しみました。夕刻の九份はこれまた正月の神社みたいにすごい人でしたが、夜も8時を過ぎると人は少なくなり、いい雰囲気になってきました。
由緒ある雰囲気のお茶屋さんです。
夜9時を過ぎると、ほとんどの店はシャッターを下ろし、祭りの後みたいな雰囲気に。これもまた、良い感じです。
ゲストハウスの屋上からの風景。
翌朝。ゲストハウスの屋上で朝ごはん。のどかな空気が流れてます。ここで、メンバーは再び解散。のんびり九份の朝の時間を楽しむ方、町に出て101に観光に出かける方など、それぞれの方向へ。私は一度行きたいと思っていた基隆のカラフルな港町の視察に行くことにしました。
まずは昨日も訪れた瑞芳の駅前。朝の駅前は市場がたち、地元の人はスクーターに跨ったまま、魚や野菜を選んで買い物していました。「バイクに跨ったまま」というのがスゴイです。
十分と瑞芳を結ぶローカル線「平渓線」は瑞芳を境に「 深澳線」と名前を変えて海に向かいます。2016年に海のすぐ近くまで延伸されました。ホームからは青く輝く東シナ海が望めます。
フォトジェニックな場所として最近、地元で人気の正浜漁港彩色街屋。基隆から少し東へ行った場所にあります。ヨーロッパと東南アジアを融合させたような、メルヘンちっくな風景があります。
まだ外国人観光客はいませんでした。地元の若者たちがポーズを決めて写真を撮りまくってました。
グループラインには、それぞれメンバーからの「無事に帰着しました」メッセージが次々と着信。MMC台湾ツー、無事に終了です。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!