南国のメルヘン街道 ニュージーランド妄想ツーリング(その2)

南国のメルヘン街道 ニュージーランド妄想ツーリング(その2)

NZツーリング2日目。オアマルを出発して30分ほど走ると、不思議な岩がゴロゴロしている海岸「モエラキ・ボルダー」があります。これは波の浸食で丸くなったのではなく、海中に浮かぶ鉱産物に、カルシウムや炭素などの鉱産物が次々と付着したもの。今から4500万年前に600万年の年月をかけてできた巨大な球型の不思議な岩です。

海岸を離れ、内陸に向かいます。道は山岳ルートとなりますが、ヘアピンコーナーなど激しい山岳ルートではなく、優しいカーブが続きます。

ところで、ニュージーランドは日本と同じ左側通行です。また、クライストチャーチを一歩出ると、交通量は非常に少なく、のびのび走れます。スピード違反には厳しい国でもあり、めちゃくちゃ飛ばす人もいません。郊外では皆さん同じくらいの速度(だいたい100km/h)で走っていますので、追いつくことも抜かれることも少ないです。

最南端の町「インバーカーギル」は、映画『世界最速のインディアン』の舞台であり、ロケ地でもあります。ここの町には映画にも登場したインディアンが展示されています。草を刈れと言われてガソリン撒いて火をつけるヤバイお爺さんが主人公ですが、僕は歳を取ったらあんなお爺さんになりたいと思っています。

妄想ニュージーランドツーリング、次回へ続きます!