2023鈴鹿8耐 観戦記

2023鈴鹿8耐 観戦記

今年も行ってきました!鈴鹿8耐!本当は今年もバイクで行くつもりでしたが、前日夜遅くまで自治会の夏祭りのヘルプ(肉うどん屋台)をしていたのと、8耐翌日の天気が台風接近で怪しかったので、新幹線にチェンジ。

夜明け前の5:00。大竹市の玖波駅から出発。広島駅から朝イチ新幹線で名古屋へ。快速「みえ」で鈴鹿サーキット稲生駅へ9:30に到着。

駅からサーキットのゲートまでは徒歩20分。意外と近いです。GPスクエアからスプーンコーナーは徒歩30分以上かかるから、サーキット内の移動よりは近いのです。(どんな比較だ・・・)

ポールポジションは、怪我をしながらもトップマークを記録した長島哲太&高橋巧が率いる#33ホンダ。そして、迎えたAM11:30。全員でカウントダウン。伝統のル・マン式スタートでレースは始まりました!最初にホールショットを取ったのは後方からロケットスタートで飛び出した#12ヨシムラSUZUKI。#7YARTヤマハもおそいかかる。しかしながら、#33ホンダはじりじりとトップの座を奪い返しました。

いつものことですが、8時間、ずっと観戦してるわけではありません。会場の中をウロチョロします。新しくできたバイク型のジェットコースターが気になりました。でも1人で乗る勇気はなかった((+_+)) ステージでは爆風スランプが「旅人よ」「RUN」など、懐かしのヒット曲を熱唱してました。

S字コーナーから1・2コーナーへ移動。私のいつものルーティンです。鈴鹿は10回以上通ってますが、いまだにスプーンコーナーやバックストレートに行ったことはありません。今年こそは行ってみようといつも思うのですが・・・。昨年に引き続き猛暑が続く今年の夏。でも、この日の鈴鹿は心地よい風が吹き、意外と快適でした。暑さで死にそうになる、という感覚はなかったです。1コーナーのスタンドの影で、風に吹かれてちょっと昼寝して目が覚めたら・・・

相変わらずトップは#33ホンダ、しかも2位#12ヨシムラ以下すべてを周回遅れにするという驚異の独走。そして#ヤマハはアクシデントで後方へ。#11トリックスターもマシントラブル。気が付けば東広島を拠点とするTOHOレーシングや山口の宇部レーシングが3位、4位あたりを走ってる!TOHOにはあの清成龍一、宇部にはSUZUKIの津田卓也が入ったので注目してたのですが、まさか世界のEWCライダーを抑えてここまで上がってくるとは!

そして・・太陽が傾き、綺麗な夕焼けが出るかと思っていたら、やってきたのは雨雲です。はるか南方にいる台風6号から飛んできたような雲が海から近づいてきて、まず第1コーナーだけパラパラと降り始めました。その数分後にはホームストレートに「ザーッ」という勢いで降り始め、これはヤバい!絶対だれかコケる!という状況。

雨が降ってきたときはまだ2位の座にいた#12ヨシムラ。ピットインして、レインタイヤに替えて飛び出した直後、逆バンクで転倒!なんと2位のヨシムラがラスト1時間で大きく後退。雨は一瞬で止み、高い路面温度のため、路面はあっというまにウェットからドライに戻ったのでした。コースの東半分だけが大雨、西コースは晴れてる、ということは鈴鹿ではよくあることです。

余裕でトップを走る#33はペースダウンしていましたが、#104TOHOレーシングの清成龍一は雨の中でも他社より10秒以上近いラップタイムで攻めてました。

そして迎えた19:30。8時間経過。トップでチェッカーを受けたのは、文句なしの作戦でトップ独走を続けた#33ホンダ。2位は#104TOHOレーシング。夕闇の中、走り続けるマシンは美しい。単純に感動します。

ラストの花火。今年も多くの感動があった2023年の鈴鹿の夏が終わりました!当日、会場で観戦された方、自宅等でテレビ観戦された方、お疲れ様でした!

8/10追記・・・その後、TOHOレーシングはレース後車検の結果、タンク容量が規定外とのことで失格となってしまいました。残念です。でも、雨の中の清成龍一の走りはすごかったです。これからも地元広島のTOHOレーシングを応援していきたいと思います。(詳細記事はこちらから)