めざせ北緯38度線!自分のバイクで行く韓国縦断10日間 添乗レポ(その4)

めざせ北緯38度線!自分のバイクで行く韓国縦断10日間 添乗レポ(その4)

韓国縦断ツーリング後半。最北端の地から折り返し。復路は朝鮮半島のど真ん中付近を縦断するように南下しました。まずは海岸線のソクチョから五色薬水場と呼ばれる景勝地を越え、 雪岳山の山麓山岳ワインディングを駆け上がります。

峠の駐車場で休憩。標高1000mくらいあったと思います。でも、思ったほど寒くはなかったです。

2回目の38度線、今回は北から南に跨ぎます。ソウル近くの38度線は北朝鮮国境も近くてピリピリしていますが、東側の38度線付近は国境線もはるか北側にあるため、のどかな空気が流れています。

ドライブイン型のローカル食堂でテジクッパみたいなランチをいただきました。

サービスエリアやドライブインには必ずある韓国演歌・トロットの音楽ソフト。少し前まではCDが並んでいましたが、今は100曲入りのUSBメモリーが主流のようです。韓国のトラックドライバーや長距離ドライバーに愛用されているのでしょうか?サービスエリアにも流れている音楽はK-POPではなくトロットです。ローカル食堂に入っても、テレビでトロット対決してるような歌謡曲番組を昼から流してることが多いです。

この日は昼から雨。ひたすら道を南下し、原州(ウォンジュ)という町に宿泊。夕食は焼肉でした。

翌日は晴れました!この日も山岳地帯を南下。風光明媚な湖畔道路を駆け抜けました。

それにしても車が少ないです。バイク乗り好みの、適度に流して走れる山岳道路がどこまでも続きます。たまたまですが、良い道を選んだな、と思いました。

2年前も訪れた安東では、ガイドさんのお友達の家がローカル食堂を経営されている、ということでその店へ。キムチチゲ定食をいただきました。

そして久々の大都会。本日の宿泊地は大邱です。

ホテルは東横イン。フロントでは日本語も使えます。中身も本当にそのまま東横イン。トイレやユニットバスの形状がそのまま東横イン。朝食スタイルも東横イン。日本のビジネスホテルというより、東横イン文化をたっぷり感じることができました。日本ではそんな意識しませんが、不思議な感覚でした。すぐ近くにはユニクロもあり、大行列。

今まで田舎の町ばかり泊まってきましたが、今日は原宿か渋谷みたいに若者たちが町にあふれてました。普通の韓国旅行はこんな風景が普通なんだと思います。

町の中心部には教会もたくさんあり、独特の雰囲気がありました。

韓国バイクツアー、まだまだ続きます。(つづく)