かなえADVと走る!ヒマラヤ山麓ネパール添乗レポ(その2)

かなえADVと走る!ヒマラヤ山麓ネパール添乗レポ(その2)

ナガルコットのホテルでの夜明け。夜明け前、うっすらとヒマラヤの稜線が確認できたのですが・・・日の出と同時に雲がもくもくと下からわいてきて残念ながらヒマラヤは雲の中に(涙)美しい日の出は見ることができました。

本来ならこのような感じで見えるはずでした・・・遠く東にはエベレストも見えるはずでした。残念!(写真はホテルのホームページより)

気を取り直して、バイクツー2日目スタート。本日はダートの道を下っていきます。ロイヤル・エンフィールドはオンロード向きですが、粘りつよいトルクでオフでも問題なくトコトコ走ってくれます。

山を下りると、ドゥルケルという町に出ました。山岳風景も楽しいですが、町もなんだかワクワクします。デコレーションされたトラックやバス、色とりどりの三輪タクシー、信号のない交差点を横断する人の群れ。目にうつる風景すべてが新鮮で刺激的。

再び山へ。見晴らしのよいドライブインでランチ休憩。

今日のランチはネパールのうどん「トゥクパ」とバナナラッシー。麺にコシはないですが、スープはあっさり塩味でホッとする味です。

食堂の中に大きなヒマラヤの絵が飾ってありました。こんな風に見えたら良かったなぁ・・・今回のツアーでは、晴れててもここまで大きくは見えませんが(^-^;

お釈迦様の手のようなオブジェにハートマーク。ネパールでもインスタ映え写真が流行ってるんでしょうか?記念撮影も楽しみつつ、午後のツーリング再開。

ここでトラブル発生。かなえさんのバイクが走行中に停止。プラグに火が飛んでないみたい。メカニックは素手でプラグコードを外してプラグ交換。熱くないんでしょうか?見てるほうが驚きました。とりあえず、プラグ交換してエンジン再始動。

ときどき、町が現れます。同じ川を右に左に何度も渡りながら川の上流に向かって北上。目指すはチベットとの国境地点、コダリの町。

途中の検問で全員のパスポートチェックと荷物検査。ここからは荷物を積んだ車は不可、バイクだけ通行OKということに。少しずつ、国境という非日常な雰囲気を感じるようになってきました。

道はさらに荒れてきました。まさか川渡りまであるとは((+_+)) ロイヤルエンフィールド350、たくましいです。皆さんもスゴイです。たぶんオンロードバイクで川渡りなんて、日本ではなかなか経験したことがないと思います。

そして国境ポストに到着!後ろの山と建物はもうチベット(中国)です。通常、国境は撮影禁止ですが、ここはポリスが「全員の記念撮影を撮りたい」と言ってくれ、堂々と集合写真が撮れました。ほのぼのした雰囲気の国境でした。いつか、この国境を越えてカトマンズからヒマラヤを越えてチベットのラサまで行ってみたい。(注:ラサ~カトマンズのルートは通常、ここではなく別の国境を通過します)

この季節、日が暮れるのが早いです。夕方17時にはもう日没。本当は近くに大自然に湧く温泉もあり、全員水着も準備していたのですが、残念ながら時間がなくホテルへ直行。

なんとか真っ暗になる前にホテル到着!皆様、本日もお疲れ様でした!

呑み助の参加者たちの宴はまだまだ夜更けまでつづくのでした。(つづく)