かなえADVと走る!ヒマラヤ山麓ネパール添乗レポ(その3)

かなえADVと走る!ヒマラヤ山麓ネパール添乗レポ(その3)

コダリのホテルは川を挟んで対岸、吊り橋を渡った先でした。この吊り橋からバンジージャンプのアトラクションも用意されてましたが、高すぎて怖くて誰もチャレンジする気になれず(^-^; 本日はツーリング最終日。記念撮影して、いざ出発!

・・・と思ったら、お客様のバイクがクラッチワイヤー切れ。でも大丈夫、メカニックはちゃんとスペアワイヤーを準備しています。一瞬でワイヤーケーブル交換完了。気を取り直して、出発!

朝陽が差し込む谷間を南下。昨日きた道の引き返しですが、全然違う風景に見えるので刺激的。

調子よく走ってたと思ったら、またバイクトラブルが!今度はドライブチェーンが切れてしまったようです。ゆっくり走ってるのに、普通、切れる?でも、ちゃんと想定していたのか、チェーンのコマまで持ってきていた。なかなか優秀なメカニックです。「オーケーオーケー、ノープロブレム」という感じで修理にとりかかります。ただ、このバイクはクランクケースカバーまで外さなきゃスプロケが見えない仕組みで、そのためにマフラーまで外すことに。しかも砂の上での作業(^-^; さらに今回もメカニックは素手でマフラーを取り外すのでした。彼の手の皮はどうなってるんでしょう?

日本なら、こんなバイクをツアーの車両として貸し出すなんて整備不良だ!とクレームになるところですが、ここではメカニックが同行して、ちゃんと修理して、ちゃんとツアーが進んでいるのだから、これはこれで普通なのかもしれません。日本の常識を持ち込まず、どんな事態がおきても「旅のハプニングの1つ」として理解していただいたお客様にも感謝です。 

ここは国境から町に向かう道ですので、検問所で止められることが複数回ありました。たいがいはガイドが簡単なやりとりをして、すぐに解放。お昼は今回も田舎町のドライブイン食堂へ。

メニュー表が全然読めないのでお勧めのメニューを頼むと、カレー風味のスープに浸ったモモでした。

再びドゥルケルの町に出ました。しばし、活気あるバスターミナルの人の流れとバスを眺めながら休憩。いつまで見てても飽きない風景。

バイクに乗れるのもあと少し!ここから一気にカトマンズを目指します!

最初はとまどった市街地走行。いつの間にか皆さん、ネパールの交通ラッシュの中もスイスイ走れるようになっていました。

もうすぐカトマンズ。すれ違うデコトラや派手なバスの色彩がなんともいえないです。砂塵と排気ガスが充満するカトマンズ盆地も、なんだか愛おしく見えます。

カトマンズ市内に突入!タメル地区に入り、無事にホテル到着。

最後の夕食はホテルから歩いてすぐ、老舗のチベット料理店へ。

「ギャコク」という鍋料理と「トゥンバ」という、ストローで飲む暖かい地酒をいただきました。

その後、周辺のお土産店を物色しながら、町をブラブラ歩きながらホテルへ・・。そして明日は日本に帰る日です。(つづく)

※お客様撮影の写真も利用させていただいております。