KIBO ケニア産のバイク

KIBO ケニア産のバイク

ちょっと前の話ですが、アフリカ・ケニアのメカニックからいきなり電話がかかってきた。

「オハヨ、ジャンボ、元気か?ケニアのバイクが入ったから、またツアーを作ってお客様を連れてきてくれ。シート高が低いからレディでもノープロブレムだ」

「なんてバイク?」

「キボ」

「キボ」とはスワヒリ語で「1番良い」「1番高い」「てっぺん」という意味です。例えば、キリマンジャロの1番高い峰は「キボハット」と呼ばれています。そんな名前が付けられたバイク、なんとケニア生産のオリジナルバイクなのです。

ケニアで日常的に乗られているバイクは、ほとんどが中国産です。が、あまり評判はよくなかった。そんな中、バイクを輸入するのではなく、ケニアでオリジナルのバイクを作る、という発想はすごいことだと思いました。電話してきたメカニックの声は、誇りに満ちていたような気がしました。

kibo 250の基本スペック:空冷単気筒250cc、シート高800mm

kiboのホームページはこちら

僕は世界中のオフロードツアーの会社に「日本人は足が短いからシート高の低いバイクを仕入れてくれ」と注文してますが、まさに、セロー並みに低いシート高のバイクが新発売されたのです。僕は嬉しくなって、翌日、すぐにチームの社長にメールしました。

「昨日、テオ(メカニックの名前)から聞きました。Kiboを何台仕入れたんですか?」

「いや、違う。お前がお客様を連れてくるならkiboを買うよ。お客様は何人いるんだい?」

・・・ちょっと早とちりだったようです。でも、こんなバイクが今、アフリカで生まれたのは、本当に嬉しいニュースでした。

ケニアのバイクツアーでは、こんな夢みたいなシーンに出会えることもあります。ケニアはすでにヨーロッパ人の受け入れを開始しています。日本からも来年には行くことができますように!