プライベートクルーズ~自転車で訪れる瀬戸の島々(前編)

プライベートクルーズ~自転車で訪れる瀬戸の島々(前編)

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします!

年末は瀬戸内プライベートクルーズを実施しました。バルコムツアーは大型ヨットの他、写真のようなプレジャーボートも保有しています。

瀬戸内クルーズといえば「のんびり、ゆったり」のイメージですが、今回はその対極。「瀬戸の島をできる限り多く上陸し、自転車で走ること」が目的のツアーでした。船旅にもいろんなスタイルがあります。

島に到着し、スタッフが船を桟橋にロープで結んでいる間にお客様は島へ上陸。それぞれの島は小さく、道も少ないので島での滞在時間はごくわずか。

中には無人島も多いですが、やはり私は人の生活の香りが感じられる場所が好きです。定期船が就航していないような島もプライベートクルーズなら訪れることができます。

尾道水道を通過するあたりで1日目の夕暮れが迫ってきました。

静かな夕暮れ。

1日目の宿泊は鞆の浦の沖にある仙酔島の国民宿舎。温泉もありました。

2日目の朝、スタート。弁天島を横目に、東を目指します。

片岡義男の小説『彼のオートバイ 彼女の島』の舞台となった白石島。ヒロインミーヨの名前も本名は島の名前を取って白石美代子。後に映画化されましたが、そのときは広島県の岩子島や「伯方の塩」で有名な伯方島と生口島を結ぶフェリーがロケで利用されていたそうです。

瀬戸の海を航海していると、様々な漁法の漁船を見ることができます。

猫が多い島として有名な佐柳島。

その隣の小手島にも猫はたくさんいました。

いろんな桟橋の島があります。これはなかなかスリル満点な桟橋。

とうとう瀬戸大橋の下まできました!今回はここが折り返し地点。

漁船とバイクの群れ。生活感たっぷりの島。もう太陽が傾いてきました。

2日目のスケジュールをこなし、今夜の宿泊地、尾道へ向かいます。

スタンプリレーのような忙しい旅でしたが、やっとここでワイン登場。美しい夕焼けを見ながら、優雅な一杯・・?

尾道のマリーナで給油。2日目終了。明日もいい天気になりますように・・

(後編につづく)